FIAT X1/9

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あなたにとってこのクルマは?
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そういう言う質問が一番困る。

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あることが当然だけれど、別にとても重い存在なわけでもなく。
むしろ圧倒的にその軽さ。挙動からくるその感覚が、存在そのものにも影響してくるほど。

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朝霧のよう。そんな風に言うこともできるかもしれない。

あたりは霞むが、その中を割って昇り、新しい一日告げる太陽。

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霞を掴むようなというが、時々拝むと、そうそう忘れないものだ。

ひたすら走る。それが日常。
ひたすら走る。呼吸するように。

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これが私の自然だから。

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ドキドキなんていまさらしない。
だって相棒なんだから。

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けれど、ハラハラもしない。
つまりは相棒なんだから。

photogrpher:Masaru Mochida

model:KANA

writter:Kentaro Nakagomi

special thanks:Tomitaku様
http://www.tomitaku.com/